中国の暴挙でAPEC(アジア太平洋経済協力会議)は大混乱!
APEC(アジア太平洋経済協力会議)は大混乱!
なんと、中国が暴挙に出たのだ!
中国の有利な意向を反映させようと
パプアニューギニアの外務貿易相との面会を要求したのだ!
更に、その面談を断られるとパプアニューギニアの外務貿易相の執務室に
強引に押し入ろうとしたため、警察官が執務室の前に配備されたのであった。
翌日には、中国代表団がそのような行動はしていないと否定したが、
パプア政府当局者は、「不適切だ」と不快感を示した。
これには、パプアニューギニアが中国から多額の援助を受けており、
中国からしてみれば、「これだけ援助してあげているのだから、
中国の言うこと聞け!」という具合にとられても仕方がないことです。
今回このような自体に陥ったのは「米中のそれぞれの歩み寄りがなく、
最後まで決着が付かなかった。」ことにあります。
また、もう一方では、それぞれの国がパプアニューギニアを弱小国扱いしたことも
要因のひとつであった。
特に、中国はパプアニューギニアに対して多くの援助をしているのだから、
中国に従って当たり前というような上から目線の外交が目立ちます。
今回APEC(アジア太平洋経済協力会議)での「首脳宣言」が出されなかったのは、
1993年のアメリカ・シアトルで初めて開かれたAPEC首脳会議以来です。
その時も、アメリカと中国が対立しあい「首脳宣言」が出せなかった。
実に25年ぶりなのです。
これから、ますます激化する米中の冷戦。
次の舞台は、今月末に開かれる「米中首脳会談」です。
スポンサーリンク