「眠りの借金地獄とは？」

 

 

 

 

「最近ちょっと睡眠不足でねぇ～」という会話は良く耳にするが、
このちょっとという軽い認識が実は大きな問題となる場合もある。

この「睡眠不足」の積み重ねが、最終的に「睡眠負債」にへ
まるで借金がたまり、首が回らなくなるように「眠りの自己破産」を招くのである。

 

それはまるで忍びのように足音を立てずに身体に積もり溜まっていく。
そしてその「睡眠負債」が身体の中で問題を起こしてしまう。

一番の問題は、仕事中や勉強中に猛烈に眠くなる、という事象が発生する場合がある。
これは、本人も意識していないし、法的にも根拠がないため、
ある種、「飲酒運転以上にやっかいな問題なのである。」

「睡眠負債」は、自分自身の身体、意識にも大きな影響を与えるばかりか、
脳に与える影響も非常に良くないものである。

その最たるものに、マイクロスリープ（瞬間的居眠り）がある。
マイクロスリープ（瞬間的居眠り）とは、字のごとく、瞬間的居眠りが起こるのである。
その瞬間的居眠りには予兆もなく、ほんの数秒間に限られているため、
本人も気づかない場合があるのです。

「もし、運転中にマイクロスリープが出たら！」：非常に危険な状態が想像出来る。
また、
「授業中、会議中、商談中のマイクロスリープが表れたら！」：重要なチャンスや信用を無くすのである。

その恐ろしい「睡眠負債」の多い国が日本なのである。

というのも、日本ほど理想の睡眠と実際の睡眠が乖離している国はないのである。
日本人は、本当は7.2時間の睡眠を取りたいと願うが実際の睡眠時間は、5.6時間なのである。
その傾向は田舎より都会に住む人程、割合が多いのです。

ということは、日本人の大半が常に慢性的な睡眠不足＝「睡眠負債」に陥っているのです。

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