現代の高血圧の対処方は...どこまで血圧を下げれる?

現代の高血圧は、どこまで下げれる?

まず、血圧を測る時、上がいくらで 下がいくらでしたと
よく聞かれます。 じゃ~その上と下とは?

◆上と下の血圧とは?

 ●上の血圧とは、心臓が収縮して全身に血液が送り出された瞬間の
  血圧のことで収縮期血圧と呼ばれています。
 ※心臓から送り出される血液の量が多いと、血管の壁を押す圧力が
  強まるので血圧が上がります。

 ●下の血圧とは、心臓が拡張して血液が戻ってくるときの血圧で、
  拡張期血圧といいます。
 ※血液が戻って来るときに血管の壁への圧力が弱まり血圧が下がります。

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◆高血圧とはいったいいくらぐらいから?

 日本では、診察室で測った血圧が、上が140mmHg以上、下が90mmHg以上の
 状態が続くと高血圧と診断されます。

◆高血圧の怖さ

 普段の自覚症状がないのに、やがて脳卒中や心筋梗塞などに繋がる。

 いちばん多い病気は脳卒中です。
 脳卒中には、血管が破れる脳出血、脳の血管が詰まる脳梗塞、
 脳の太い血管に出来た脳動脈瘤(のうどうみゅくりゅう)、
 そしてその瘤が破れて出血する膜下出血があります。


 
 その他にも
 狭心症や心筋梗塞、心不全、不整脈などがあります。

◆血管が急に細くなっている臓器があぶない

 その獣医は、脳、心臓、腎臓などです。

◆血圧を毎日(朝・夕)と図って記録を付ける

 血圧は、睡眠中は下がり、朝起きると上がり、日中の活動中は
 血圧は変動しています。 そうして一日の血圧の変動チェックを行います。

◆新時代の高血圧対策

 高血圧対策で重要なのが「減塩」です。 現代では、大人から子供までが
 食塩を取りすぎているのです。 まざ、普段の食事から減塩することが大切です。

◆食塩摂取量をチェックして減らそう

 20歳の日本人の1日の食塩摂取量は、2017年度で男性10.8g、女性9.9gです。
 健康な人の適切な食塩摂取量は、男性8.0g未満、女性7.0g未満なのです。
 この例からもわかるように、現状より2~3g減らさなければなりません。
 しかし、目標としては、6.0g未満にしなければならない。

◆食事関連の塩分量は?

 みそ汁1杯=1~2g
 うどん・ラーメン1杯=約5g などです。

◆家族全員で減塩の意識を高める

 家族全員でうす味に慣れて食塩を徐々に減らして行く意識が必要です。

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